ビタミンC 3種類の活性酸素を 無害にするすくれものの抗酸化物質

ビタミンには水溶性(水に溶けても、脂に溶けない)と脂溶性(脂に溶けても、水に溶けない)のものがあります。抗酸化ビタミンとして知られるビタミンCは水溶性で、細胞膜のなかには入れません。

そこで、細胞の外側の水に溶けています。ビタミンCは、私たちの身体のなかでつくることができませんが、植物はつくることができます。

野菜や果物を食べることで、私たちはビタミンCを補給しているのです。ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれます。

野菜ではパセリ、ブロッコリー、芽キャベツ、ケール、ピーマン、ほうれん草、しし唐、小松菜、大根の菓などがあります。果物ではカシス、レモン、キウイ、イチゴ、グァバ、パパイアなどに多く含まれています。

そのほか、番茶や干しのりなどにも含まれています。ビタミンC はスーパーオキシドラジカル、過酸化水素、一重項酸素に働きかけ、無害にしてくれる頼りになる抗酸化ビタミンです。

身体のなかでビタミンC の濃度がもっとも高いのは水晶体です。水晶体には、それだけ多くのビタミンCが必要ということなのです。

また、ビタミンC は肌のハリにも関係しています。コラーゲンがつくられるとき、ビタミンCが不可欠なのです。ビタミンC 不足はそのまま肌の衰えにつながるほか、シミもできやすくなります。

ビタミンC は、まさにアンチ& リバースエイジングに重要な抗酸化ビタミンなのです。ビタミンC の1日推奨量は100mgですが、抗酸化力を強化するためには1000〜2000mgが必要といわれています。

これだけのビタミンC をレモンで摂ろうとすると、10〜20個が必要です。いくらがんばっても、これはちょっと不可能でしょう。ビタミンCはどんどん血液中に溶け出し、蓄えておくことができません。毎日、必要量のビタミンCを摂るようにしましょう。

ビタミンCを多く含む食品 | ビタミン Q & A
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「アントシアニン」疲れ目の予防・改善、 視力回復にすくれた働き

アントシアニンは抗酸化力で注目されているポリフェノールの一種で、ブルーベリーやアサイーベリー、カシス、アヤムラサキという種類のサツマイモに含まれている紫色の色素成分です。

専門的に言うとアントシアニンは、植物界において広く存在する色素、アントシアン(英: anthocyan、果実や花の赤、青、紫を示す水溶性色素の総称)のうち、アントシアニジン(英: anthocyanidin)がアグリコンとして糖や糖鎖と結びついた配糖体成分です。

アントシアニンは「目にいい」ということで、昔から民間療法で用いられてきました。とくに第二次世界大戟中、ブルーベリージャム好きのパイロットの「夜間でもよく見える」という体験が、ブルーベリーとアントシアニンの本格的研究のきっかけになりました。

最近の研究では、眼精疲労に効果が高いのはカシスに多いルナノシド型のアントシアニンという報告もあります。

ところで、ポリフェノールといえばワイン、とくに赤ワインの抗酸化力が有名です。きっかけは、「フレンチパラドックス」と呼ばれる現象でした。普通、動物性脂肪を多く摂るとコレステロールが多くなり、動脈硬化が増えます。

その結果、心臓病での死亡率が高くなります。しかし、欧米諸国で、フランスだけが例外でした。動物性脂肪の摂取が非常に多いにもかかわらず、フランス人だけ心臓病での死亡率が低かったのです。この矛盾はどうしてなのか?

これが「フレンチパラドックス」といわれるもので、フランス人がよく飲むワインに含まれるプロアントシアニ ジンやアントシアニンなどのポリフェノールによる効果だったのです。

先に触れたアントシアニンは目にいいという話ですが、網膜にあるロドプシンは光の刺激を受けると分解され、さらに再合成されます。

しかし、目を酷使しすぎるとロドプシンの再合成が追いつかなくなります。目がチカナカしたり、目がかすむのはこうした理由からです。アントシアニンはロドプシンの再合成を活性化してくれます。そのことで疲れ目の予防・改善、視力回復にすぐれた働きを発揮するのです。アントシアニンにはそのほか、肝臓の機能回復、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、脳血管障害の予防作用もあります。

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β-カロテンとα-カロテン 皮膚や目を守りガンの予防効果も

β-カロテンは、にんじんやかぼちゃ、青じそパセリ春菊、小松菜、せりニラほうれん草などの緑黄色野菜に含まれています。ニンジンのだいだい色の色素が、β ,カロテンとα 一カロテンです。カロテンにはα、β 、γの3 種類がありますが、食品中に含まれているのはβ-カロテンが大部分です。そのため、食品成分表にはβ-カロテンが取り上げられています。

カロテノイドのなかで、真っ先に注目を浴びたものが高い抗酸化力を持つβ-カロテンです。β-カロテンの抗酸化能力はビタミンE に匹敵するといわれ、一重項酸素を無害にする能力がすぐれています。

老化やガンの予防でも人気があります。β-カロテンは、「ビタミンA の前駆体」といわれます。前駆体というのは、「そのものに変化する」ということです。つまり、β-カロテンは、ビタミンA に変身するわけです。

ビタミンA が不足すると、β-カロテンはビタミンA に変わって働き、残りはカロテンのまま肝臓や脂肪組織に蓄えられます。そして、ビタミンA が不足すると、再びβ-カロテンはビタミンA に変わるのです。

目の網膜には、ロドプシンという光を感じる色素があります。このロドプシンをつくるために、ビタミンAが必要になります。ビタミンA が欠乏すると、いわゆる「鳥目(夜盲症)」になります。網膜のロドプシンが少なくなり、暗がりでは目が見えなくなるのです。

一方のα-カロテンの抗酸化作用は、β ・カロテンを上回るとされています。皮膚や目、肝臓などを活性酸素から守るパワーは、β・カロテンの10倍ともいわれているほどです。水にはほとんど溶けない脂溶性の物質で、純物質は紫色をしています。

α-カロテンは、すぐれた抗ガン作用が確かめられた実験があります。肺ガンになる素質を持ったマウスにβ-カロテンを与えたところ、ガンの発生率は93% でした。α-カロテンを与えたマウスでは73 % に抑えられたのです。

リコピンパワーはβ-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍

真っ赤なトマトには、赤い色素のリコピンが含まれています。この赤い色素がリコピンで、リコピンは強力な抗酸化力を持っています。

なぜ、トマトはこのリコピンを持つのでしょうか?それは、日光を浴びて熟するとき、紫外線から自分を守るためだといわれています。活性酸素を無害にするリコピンの効果は、ディッセルドルフ大学の実験で確認されています。

リコピンは、あとで紹介するβ-カロテンの2倍、ビタミンE の100倍の抗酸化力があることが分かっています。「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ヨーロッパにはこんなことわざがあります。

これはトマトのリコピンの効果をあらわしています。リコピンが発見される以前から、その効果は知られていたわけです。リコピンが無害にする酸素は、一重項酸素です。活性酸素が原因となる目の障害にとても有効で、視覚機能の維持に大切な役割を果たしていることが分かっています。

また、リコピンは抗ガン作用もあります。イタリアの実験では、トマトとトマト料理をたくさん食べる人は、消化器系のガン(口腔、咽喉、胃、大腸、直腸など)を発症する人が少なかったのです。

アメリカやノルウェーの調査でも、同じような結果が出ています。これもリコピンのおかげなのですが、生野菜より加工食品からのほうが吸収されやすい性質があります。赤いといえば、スイカの赤い身の部分にも、リコピンが含まれています。

スイカはほとんどが水分ですが、昔から民間治療薬として使われてきた歴史があります。利尿作用は腎臓病に、焼いた皮は口内炎に使われてきたのです。いろいろなデータはありますが、真っ赤に完熟したトマト100gには500㎍程度、スイカの赤い身の部分100gには4500㎍程度のリコピンが含まれているとされています。

「アスタキサンチン」血管にLDLコレステロールがこびりつくのを防ぐ

サケやマスの身、イクラなどは赤い色をしています。タイやキンメダイなどの皮も赤い色をしています。

こうした赤い部分にはアスタキサンチンが含まれています。アスタキサンチン は1938年にリヒャルト・クーンらにより発見された色素物質です。β-カロテンやリコピンなどと同じくカロテノイドの一種で、キサントフィル類に分類されます。

アスタキサンチンは高い抗酸化作用を持ち、紫外線や脂質過酸化反応から生体を防御する因子として働いています。アスタキサンチンの肌への抗酸化力はβ-カロテンの約10倍、コエンザイムQ10の約800倍、ビタミンEの約1000倍、ビタミンCの約6000倍にもなります。 また、アスタキサンチンは光障害から目を保護すると言われています。

エビやカニ の甲羅は黒っぼい色をしていますが、熱すると赤くなります。甲羅に、アスタキサンチンが含まれているからです。

アスタキサンチンが含まれている食品には特徴があります。

  1. もともと赤い色をしていて、熱してもその色が変わらないもの。
  2. もともとは赤くないが、熟すると赤く変色するもの。

サケやイクラなどは1のタイプ、エビやカニの甲羅などは2のタイプです。アスタキサンチンは活性酸素を消し、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が血管にこびりつくのを防ぎます。また、

すでにこびりついたものを取り除く働きもあります。同じように、カツオやマグロなどの身は赤い色をしています。しかし、この赤みは鉄分の多いたんばく質で、まったく違う成分です。サケを熱しても赤みは変わりませんが、マグロやカツオは自っぼくなってしまいます。

「ゼアキサンチン」視力の低下を防ぐ白内障を予防する

ゼアキサンチンは黄色の色素で、ルティンと似た性質を持っています。やはりほうれん草に多く含まれているほか、トウモロコシや富有柿などに多く含まれ、緑茶、卵黄、動物性脂肪、肝臓などに広く分布しています。

パプリカやとうもろこし、サフラン、クコの実といった植物の色を構成する色素です。スピルリナにも多く含まれており、ダイエットサプリとして利用されることもあります。

また、サフランの味や香りのもとであるサフラナールへと、前駆体であるピクロクロシンを経て分解されます。

このゼアキサンナンは脂溶性で、身体のなかでルティンが変化してつくられます。ルティンと同じく、目の網膜や黄斑部に存在することが確認されています。

最近の研究では、ルティンとゼアキサンチンは網膜での分布が異なることも報告されています。黄斑の中心部ではゼアキサンチンの割合が高く、周辺部ではルティンの割合が高くなることが分かったのです。

ルティンと同じく、ゼアキサンチンも目の老化を防ぎ、視力の低下を抑える効果があるとされています。

また、黄斑を正常に保って黄斑変性を予防するほか、白内障の予防にも効果を発揮します。また、ゼアキサンチンには皮膚ガンや肺ガンの予防効果もあるとされていますが、抗ガン効果については研究が進められています。

「ルティン」脂と水になじむすぐれた性質で細胞膜の内外で活躍する

スマホやパソコンを使う機会が増え、目の疲れを感じている方も多いかもしれません。?カロテノイド(カロチノイド、carotenoid)は黄、橙、赤色などを示す天然色素の一群です。 微生物、動物、植物などからこれまで750種類以上のカロテノイドが同定されています。 たとえばトマトやニンジン、フラミンゴやロブスターの示す色はカロテノイド色素による着色です。
ルティンは、抗酸化力の強いカルテのイドの一種です。

身体のなかにある抗酸化物質(SOD、カタラーゼ、グルタチオンペルキシダーゼ) は、年齢とともに減少していきます。そこでアンチ& リバースエイジングからも、健康維持からも考えたいのが、食品から抗酸化物質を摂ることです。

抗酸化力の強い物質として、カロテノイドが有名です。カロテノイドは自然界にもっとも広く分布している色素の1つです。

ルティンはカロテノイドの一種で、黄色い色を示します。緑黄色野菜に多く含まれ、青汁の原料として知られるケール、ほうれん草などに多く含まれています。

カロテノイドは一般的に脂溶性(脂に溶けやすく、水に溶けにくい) のため、細胞膜に引き寄せられます。そこで、抗酸化作用を発揮し、一重項酸素を無害にしてくれます。ただし、ルティンは他のカロテノイドにはないすぐれた性質を持っています。

ルティンは、脂と水の両方になじむ性質を持っているのです。そのため、脂肪の多い細胞膜にも、細胞膜以外の水の部分にも存在し、活性酸素を消してくれています。ルティンが脚光を浴びるようになつたのは、ここ10年ほどといってもよいでしょう。きっかけはアメリカのハーバード大学の研究で、ルティンを摂っている人と摂っていない人の比較がおこなわれたのです。

その結果、ルティンを摂っていない人は、摂っている人に比べ、眼病の一種である黄斑変性症にかかる割合が倍以上だったのです。

私たちの身体のなかで、ルティンは皮膚や目の水晶体と網膜、それに網膜の中心部の黄斑部にとくに多く存在しています。すでにお話したように、水晶体はいわゆる「目のレンズ」です。黄斑部は、光を感じる大切な役目を持つ網膜の部分です。目の大切な部分にルティンが多く存在していることから、ルティンは目の老化を防ぎ、白内障や黄斑変性症の予防に働いてくれます。

植物成分、ルテインの効能・効果
https://lutein-guide.info/

糖尿病の食事療法だけで効果が得られないときには「八酵麗茶」

糖尿病の食事療法を行っても血糖値や、ヘモグロビンA1Cが下がらない場合におすすめのテンペ菌発酵の薬草茶「八酵麗茶」に関する試験データについてです。

血糖値の下降や肝機能の良化を確認

テンペ菌発酵の薬草茶の効果は、2つの試験データによっても証明されています。ひとつは、マウスを用いた鳥取大学農学部共同獣医学科の研究室による試験です。2型糖尿病(生活習慣病型)モデルのマウス2群を使って、一方の群にはテンペ菌発酵の薬草茶のエキスを混ぜたエサを食べさせて、もう一方の群にはこれを与えずに、血液データ等の変化を調べたのです。

30日間にわたる実験の結果、薬草茶「八酵麗茶」を与えたマウス群には、明らかなデータの良化が見られました。まずあげられるのが、体重の減少です。

実験ではマウスに高脂肪食を与えており、薬草茶「八酵麗茶」を与えていないマウス群は体重が増加していました。さらにくわしく調べたところ、「八酵麗茶」を与えたマウスは、内臓脂肪が減少。脂肪が付きやすい精巣周囲でもその量が減っていました。

肥満の解消は、「八酵麗茶」の愛飲者からもたびたび報告されており、糖尿病が改善に向かうサインのひとつです。

血液検査においても、2つの群の間で有意な差が見られました。血糖値とともに、肝臓の働きを示すGPTとALPや、中性脂肪も下がっていたのです。肝臓組織を調べてみると、「八酵麗茶」を与えたマウスの細胞には空胞変性(細胞の損傷)の割合が少なく、肝臓が健全であることがわかりました。

こうしたデータから、同研究室では、「テンペ菌発酵の薬草茶」が、血糖値、血中コレステロール値、中性脂肪、肝酵素の上昇抑制ならびに肝臓への脂肪沈着抑制に効果的と確認した」としています。

2週間で血糖値が改善

医学博士の先生も、ご自身で「テンペ菌発酵の薬草茶」の飲用テストを行っています。先生のもとに通院している糖尿病の患者さん12に、「テンペ菌発酵の薬草茶」を2週間飲んでもらい、飲用前後の検査データを調べたのです。その結果、ほぼ全員の血糖値とヘモグロビンA1Cが、「テンペ菌発酵の薬草茶」の飲用後に著しく好転しました。

平均の下がり幅を超えて、血糖値が70単位、ヘモグロビンA1Cが1.3単位と大きく改善した方もいたのです。

過去1~2間の血糖値の高さを示すヘモグロビンAICは、0.1単位下げるのにも、辛抱強い食事療法・運動療法が必要とされます。

このヘモグロビンA1Cがわずか2週間で下がったということは、「テンペ菌発酵の薬草茶」の飲用後、血糖値が急速に正常化したことを物語っています。テンペ菌発酵の薬草茶がまさに糖尿病脱出の専門茶であることは、こうした豊富なデータから実証されています。
テンペ菌発酵の薬草茶の使用感(糖尿病に効果)
https://1088note.com/tenpe/

「お酒は百薬の長」のようにちょっとだけ「害になるもの」は薬にもなる

健康オタクやマニアが増えている

栄養をきちんと摂ることは健康長寿に欠かせませんが、体に悪いものを全部排除すればいいかというと、そうでもありません。

人の体には免疫という、体にとって異質なもの、害になるものと闘う素晴らしいシステムがあります。この力は、ちょっと刺激をしてやれば、活性化されてますます能力を発揮します。

ですから、たとえばタバコやアルコールや紫外線や放射線など、害であるとされるものも、うまくほんのわずか微量だけ活用すれば、「体にとっていい刺激」となるのです。

お酒は「百薬の長」か?[本当] | lie&true(本当、嘘)にあるように適量であればアルコールは百薬の長になるし、必要以上飲んでしまえば、アルコール依存症になるということです。アルコール依存症の人のための教科書

放射線については、もちろん大量に浴びれば生命を脅かす恐ろしいものです。

しかし、それをゼロにできるかというと難しい。普通の生活をしていても、常に自然界から放射線を浴びています。

大地からはウランやラジウムなどの放射性物質から放射線が放出され、宇宙からも絶え間なく放射線が降り注いでいます。食べ物の中にも放射性物質は含まれています。

しかし、そうしたわずかな放射線は、体の免疫力を刺激します。微量の放射線を含むラジウム泉・ラドン泉などの温泉は、体の細胞を刺激して自然治癒力を高めます。こうした温泉が体に害を及ぼすどころか、健康増進のために活用されてきたことは、経験的にも知られることでしょう。

紫外線も、今では皮膚や目にダメージを与え、がんを誘発する恐れがあるとして、一方的に悪者になっていますが、微量であれば体に有効です。

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、短い時間紫外線を浴びることで、皮膚で生成されるのです。そもそも人間は、日の光を浴びることで体のリズムを整えています。

生物には体内時計が備わっていて、寝たり起きたり食べたり、という周期を自然に繰り返しています。人間の体内時計の周期は約25時間であるため、ずっと暗闇で過ごしているとカレンダーの日付からどんどんずれていきます。その生体リズムを24時間周期に調節してくれるのが、太陽の光なのです。

ただし、もともと病気を持っている人には、紫外線が症状を悪化させることがあるので注意が必要です。夏休み明けの9月に体調を崩す例が見られるのは、夏の間の紫外線の影響が考えられます。

東洋医学で発展した鍼灸というものも、体に鍼や灸という刺激を与えることで治療効果を得ようとするものです。薬など外部から物を与えて化学的に処置するわけでも、体にメスを入れて物理的に処置するわけでもありません。人の体にあるツボを刺激することが、体が持っている自然治癒力を高めるのです。

膀胱炎

膀胱炎にかかりやすい、再発しやすい、治療しても現代医学では再発がおきます。食事を中心しとした根本的な食習慣、生活習慣を見直す必要があります。膀胱炎に負けない抵抗力のある体づくりが必要です。

化学薬剤の投与は体の負担が大きい

膀胱炎で困ることは、小康状態をはさんでは再発をくりかえしやすくなることです。

そして、痛みが苦痛であることはもちろんですが、頻繁におこる尿意と、尿意が起きると、寸時も我慢できないために、心身ともに疲労困状態に陥りやすいことです。いわゆるストレスマックスになることです

膀胱炎は女性におこりやすい病気です。そして膀胱炎になった女性は、心身の衰弱をおこして表情も暗くなるから、美容上のマイナスも少なくありません。とくに、現代医学による化学療法をくりかえし受けていたりする場合は、みるかげもないありさまになってしまうことが多々あります。

膀胱炎の再発をくりかえしている人は、抗生物質その他の強い化学薬剤が処方されます。それで、本命である膀胱もスッキリとは治らないうえに、まず胃腸が荒廃させられ、次いで体がガタガタになってしまうのです。体への負担がかなりかかります。

膀胱炎は、泌尿器科をおとずれる方の中でも最も多い病気ですが、現代医学の薬物療法では治せない病気の典型的なものと言えるでしょう。

つまり、膀胱炎は、膀胱に大腸菌やブドウ球菌の繁殖がおこる病気、と単純明快な割り切りがなされます。

大腸菌やブドウ球菌はごくありきたりのバイ菌だから、何の躊躇もなく現代医学特有の薬剤が気前よく投与されるでしょう。

しかし、病気は治らないで、薬剤投与と症状悪化のイタチごっこになるのは言うまでもありません。最近、膀胱炎患者が増加しているのも、そのような背景があるためです。

男性が重症化しやすい理由

膀胱炎は清潔度と関係があります。膀胱内には外から細菌が侵入しやすいのです、だから、尿道口を汚染から守ることが大切です。こんなことは衛生学の初歩の問題で、病気治療の眼目となるなどとは、いまどき素人でも納得がいかないのではないでしょうか。

もちろん、そのようなことが原因で膀胱炎になることも少なくないのです。けれど、そんなのは治療らしい治療をしなくても間もなく治ります。
問題は容易に治らない場合です。では、こういった本格的な膀胱炎がおこるのはなぜなのでしょうか。それは血液性状が異常化しており、同時に膀胱の抵抗力が低下している時です。

抵抗力低下をおこす要因はいろいろあるけれど、いずれの場合も、本質的には、血液性状が混乱し、それが組織の病変をおこす、ということです。

結局、血液の汚れが膀胱炎の原因です。尿道口付近の清潔度よりも、全身を巡っている血液の清潔度と密接な関係があるのです。
血液が汚れると、組織に炎症がおこりやすくなります。血液中の毒素や老廃物が組織にとりついて、腫脹・充血・出血などをひきおこします。

血液は全身を巡っているから、全身のどの組織にも炎症をおこす可能性はあるけれど、真っ先に炎症がおこるのは、とくに抵抗力の弱っている部位です。

膀胱の抵抗力を弱める最大の要素は「冷え」です。女性に膀胱炎が多いのも、体を冷やす食品を多食しているためです。

たとえば果物、生野菜サラダ、ジュースおよび白砂糖がたっぷり入ったアイスクリームやケーキをたくさんとるからです。

さらに、薄味好みで、塩分不足になっていることも、体の冷えを助長しているひとつの原因です。

男性では膀胱炎は比較的少ないけれど、かかる場合はかなり危険です。この理由も、本質的には女性の場合と同じです。

生物のオスというものは、メスに比べて体タンパク合成力が弱いのです。したがって適度に動物性食品を摂取する必要があるのです。

また実際、自然にそういう傾向の食事になっているはずで、甘いものや果実やサラダは苦手だから、体質も陽性に保たれていて、膀胱炎はおこりにくいのです。

それなのに、食事傾向が女性的になったり、そのうえにアルコール飲料を過飲していたりすると、体が陰性化、すなわち冷えやすくなって、膀胱炎にもなりやすい体質になっているのです。本来おこりにくい病気がおこるだけに、重症化しやすいのです。

肉が好きな人は、その2倍の野菜とフルーツを

膀胱炎を予防する決め手は、血液を汚さないことと、体を冷やしすぎないことです。血液を汚さないためには、肉、牛乳、卵、精白食品(白米、白パン、白砂糖、精製塩など)を極力控えて、玄米を中心として野菜、海藻、小魚介類を主とした食事に切り替える以外に方法はないでしょう。

体を冷やしすぎないためには、自然医学の理論学を学ぶ必要があります。「体を冷やす」ということの概念をしっかり把握したうえで、自分に最も有効な方法を実行しなければならないからです。それは、玄米・菜食中心食をより効果的におこなうためにも、不可欠です。

たとえば、果物のフレッシュジュースをたっぷりとることは、これまで肉類を多食してきた人には有益です。体の過熱を防ぐと同時に、血液中の老廃物・毒素の排泄を促す、実に効果的な方法です。
それも、マンゴ、パパイヤといった熱帯果実で、酵素成分を多くもつものほど効乗大です。

しかし、動物性食品は嫌いでほとんどとっておらず、白米や白砂糖食品を偏食していた人には逆効果となります。

むしろ、果物の多食は体をいっそう冷やして代謝の混乱をおこし、血液性状の異常化を助長します。
冷えが大敵の膀胱炎は、かえって悪化してしまう結果となるでしょう。病気は結局のところ悪化させるか、根治させるかの2つの道しかないものだから、まず病気の根本原因を知って、確実に治しきってしまわなければならないのです。

それにしても、膀胱炎の症状はつらいものです。薬草を利用して、その軽減をはかるとよいでしょう。民間薬としては、ウツボグサ、ウワウルシ、サルトリイバラ、トウシンソウが代表的です。

いずれも乾燥品20gを1日量として煎服します。一般的には、民間薬というと、漢方薬より効果が落ちるもののように考える傾向があるけれども、それはまったくの誤りです。食事療法の中で用いるには、むしろ融通性のある民間薬のほうがより効果的であることが多いのです。

膀胱炎の治療のポイント

  1. 化学薬剤の使用はやめる。多くは抗生物質などの強い薬剤が使われていて、逆効果。抗ストレスカを高める。自律神経失調は頻尿をおこしやすい。神経系がひよわになっていると、病気が悪化していくという自己暗示を強めてしまう。
  2. 冷えを避ける。寒い時の無理な薄着、体を冷やす食品(果物など)の多食、夏場の冷房のしすぎを避ける。
  3. 塩分をしっかりとる。脱塩状態になっていると、体の抵抗性が衰え、冷え、ストレスに弱くなる。白砂糖は厳禁。自然塩を活用する。
  4. アルコールの過飲を避ける。アルコールは体質を陰性化させる傾向をもつ。過飲を避けるとともに、おつまみに体質陽性化作用のあるもの(小魚介類と塩分)をとる。
  5. 玄米・菜食に切り替える。根治の決め手である。玄米を主食にし、野菜・海藻・小魚介類を副食とする。それに体質に合った健康食品と薬草茶をプラスするのが、基本原則である。
薬効食品と自然療法
焼塩
焼塩をつくり、布袋に入れて、へその上において温める。やけどをしないようにタオルをおくこと。塩が冷めたら、そのつど妙りなおす。2組用意すると能率的。1回15分ぐらい、1日2回おこなう。
オオバコ
種子(事前子) を煎じて飲む。
ウツボグサ
膀胱炎に卓効をあらわす民間薬として昔から知られている。花穂を煎服。
ヨナメ
青汁をつくり、20ccぐらいずつ1日2回飲む。全草を15g煎じて飲んでもよい。青汁はこちらがおすすめ
玄米菜食の副菜
ゴマ、ダイコンおろし、みそ、シュンギク、ウド、ニンジンを積極的にとる。
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