「ゼアキサンチン」視力の低下を防ぐ白内障を予防する

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ゼアキサンチンは黄色の色素で、ルティンと似た性質を持っています。やはりほうれん草に多く含まれているほか、トウモロコシや富有柿などに多く含まれ、緑茶、卵黄、動物性脂肪、肝臓などに広く分布しています。

パプリカやとうもろこし、サフラン、クコの実といった植物の色を構成する色素です。スピルリナにも多く含まれており、ダイエットサプリとして利用されることもあります。

また、サフランの味や香りのもとであるサフラナールへと、前駆体であるピクロクロシンを経て分解されます。

このゼアキサンナンは脂溶性で、身体のなかでルティンが変化してつくられます。ルティンと同じく、目の網膜や黄斑部に存在することが確認されています。

最近の研究では、ルティンとゼアキサンチンは網膜での分布が異なることも報告されています。黄斑の中心部ではゼアキサンチンの割合が高く、周辺部ではルティンの割合が高くなることが分かったのです。

ルティンと同じく、ゼアキサンチンも目の老化を防ぎ、視力の低下を抑える効果があるとされています。

また、黄斑を正常に保って黄斑変性を予防するほか、白内障の予防にも効果を発揮します。また、ゼアキサンチンには皮膚ガンや肺ガンの予防効果もあるとされていますが、抗ガン効果については研究が進められています。

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