認知症(痴呆)

認知症は文明国特有の病気

脳は、われわれの体の臓器のうち、最も酸素と栄養を必要としています。そのため、これらをおくるための血のめぐりには、とくに優先権が与えられ、保護されています。

しかし、この頭の血のめぐりが何らかの理由で損われた場合、脳細胞はどんどん死んでいき、その部位の知覚機能なり運動機能なりが広範囲に麻痺が生じます。認知症には、脳梗塞や脳溢血など脳血管の障害を契機とする脳血管性認知症と、知らず知らずのうちに発病してくる老人性認知症の2つのタイプが見られます。
アルツハイマー病とは後者に属する疾患で、現在のところ、その原因にはアルミニウム説、遺伝子異常説、自己免疫説など諸説あるが、決定的なことはまだつかめていません。しかし、どちらも、長年の食の誤りが原因していることは間違いありません。

認知症でいつも感じることは、真の健康体なら、いかに年をとろうと脳も健康でいられる、ということです。もちろん、脳や神経も肉体の一部である以上、加齢的減衰は人間だれしもまぬがれることはできませんが、他人に迷惑をかける、あるいは介護を要するほどの認知症は、「文明国に特有の病気」であって、世界的な長寿郷ではこういう現象はまったくみられません。
ある地域では寝たきり老人など1人も見当たらずに100歳以上のご老人でも死ぬ前日まで元気に畑仕事をやっていて、翌日ポックリとあの世行きというケースがほとんどだったのです。

硬いものを少量食べるのが健康の秘訣

防止の決め手は、まずよく咀嚼することです。そして正しい穀菜食をおこなうことです。岨噛がなぜ認知症防止に効果的かというと、歯の数が少ない人ほど認知症の進行具合が深まるという疫学調査結果があるからです。かつ認知症者に咬合力はまったくありません。したがって、義歯を使ってでも、よく噛める状態を保つことが、脳神経の活動を活発にする第提です。
また、阻囁すると副腎髄質からアドレナリンが分泌されて、交感神経の発達を促す。これは動物を観察するとわかるように、食べる食べないは彼らにとっては死活問題で、咀嚼力の衰退は即、死に結びつきます。
それほどまでに咀嚼は動物にとっても、また人間にとっても大切な意味をもっているのです。

「バカの大食い」などという諺があるように、大食は厳に慎まなければいけません。血液中や脳内には、脳神経に満腹を知らせる伝達物質の存在が知られているが、これが何らかの原因で障害されると、食べても食べてもいっこうに満腹感を得られない異常事態をもたらします。
大食をすればそれだけ内臓疲労が激しく、内臓疲労が激しければ睡魔が襲うというように、脳を疲労させる悪循環がおこるのです。

便秘も脳への血流を阻害し、認知症予防の大敵です。以上のことから、硬いものを少量食べることが、認知症防止のポイントになります。

レシチンの多い大豆製品が不足している

認知症を防ぎ、記憶力を増進させる有力な食品に、レシチンという物質があります。レシチンはコリンと脂肪酸、リン酸などが結びついた「リン脂質」で、実は脳からの指令を神経細胞に伝達する神経繊維の膜にもレシチンが存在しています。

ところが、神経繊維膜のレシチンが不足すると、あたかも電気の漏電のような伝達漏れが起きます。その伝達漏れが物忘れや、ヨロヨロ歩きにつながるのです。

レシチンの多い食品は、大豆です。大豆は良質の不飽和脂肪酸だけでなく、コレステロールの沈着を防ぐサポニンも含有しているので、認知症防止だけでなく若返り効果も期待できます。

ただし、大豆はやや消化に難点があるので、煮豆そのものでとるよりは納豆、みそ、しょうゆ、きなこ、ゆば、がんもどき、豆乳などの加工品でとったほうが有用です。

枝豆は「未熟大豆」だが、未熟ゆえに成熟大豆の消化性の悪さはまだ有していないので、枝豆も大いに活用するといいでしょう。

睡眠薬は、認知症を招く毒薬

なお、ここでとくに注意しておきたいことがあります。それは精神安定剤とか睡眠薬、鎮痛剤などの向精神薬を服用していると、認知症を招くということです。
化学薬剤は投与をやめたからといって体から消えるわけではなく、何十年と蓄積されます。脳神経と親和性をもつ化学薬剤は脳細胞にべッタリとへばりついてなかなか排出されず、認知症をもたらすのです。
アルツハイマー病の原因はむしろ、この薬毒ではないかと考えている医師も多数いるくらいです。

認知症(痴呆)の治療のポイント

  1. 主食を、玄米に黒豆、アズキ、トウモロコシ、アワ、キビなどを混ぜた雑穀ご飯にする。ソバやソバがきの常食もよい。野菜、海藻、小魚介類を副食にする。
  2. 繊維が多いゴボウ、レンコン、ニンジンなどの根菜類には、腸の働きを高め、血行をよくする働きがある。
  3. ビタミンB類、ビタミンC 、ビタミンP には脳の血管を強くする作用があるので、ピーマン、モヤシ、
    コマツナ、ホウレンソウ、シソ菓、カブ、セロリ、フキ、ウドなどを活用すること。
    回ナ
  4. ナマコなどヌルヌルした粘着物質のあるムコ多糖類には、動脈硬化を防ぐ作用があるので大いに活用したい。
  5. 薬草茶は、柿の葉、クワ、アカザ、ギシギシ、ドクダミなど動脈硬化を防ぐものを中心にすえる。
薬効食品と自然療法
レンコン
血管の弾力性を高める。
シソ
ビタミンAや鉄などが多く、すぐれた整腸作用がある。
ゴボウ
繊維が豊富なので便秘解消に特効。

低分子レシチン「アルファベスト」の効能と使用感、実際に飲んでみての感想など。

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