コエンザイムQ10 ダイエットだけでなく抗酸化作用も

少し前に、コエンザイムQ 10 はダイエット効果でブレイクしました。コエンザイムQ10は、「コーキューテン」とも、「ビタミンQ 」とも、「エビキノン」とも呼ばれます。

日本に最初に紹介されたコエンザイムQ 10は、心臓病の薬として開発されたものでした。心臓の機能が落ちた「うっ血性心不全」の治療薬として使われ始め、現在も使われています。

平成になってから薬局で自由に買える薬になり、平成13年から食品として販売できるようにもなっています。

コエンザイムQ 10が最初は心臓病の薬だったと知って驚かれた方もあるでしょう。その後の研究で、コエンザイムQ10 にはいろいろな働きが報告されています。

  1. エネルギー合成の効率を高める
  2. 抗酸化作用
  3. 血流改善効果
  4. アンチエイジング効果
  5. 自然治癒力の向上効果
  6. QOL(クォリティ・オブ・ライフ=生活の質)の向上効果

コエンザイムQ10は脂溶性で、抗酸化力はかなり強力です。そのうえ、ビタミンE の効果を増強するといわれています。

他のビタミンは私たちの身体のなかではつくれませんが、ビタミンQといわれながら、コエンザイムQ 10は身体のなかでつくることができます。

ここが他のビタミンとの大きな違いといえるでしょう。コエンザイムQ10が含まれている食品は、肉類では牛肉、豚肉、レバーなど、豆類では大豆、インゲン豆などです。野菜ではほうれん草、ブロッコリーに多く含まれています。

魚類ではイワシ、サンマ、ブリ、サバなどに含まれています。食事からコエンザイムQ10を摂ることもできますが、1 日5〜10mg程度しか摂れません。1日30〜1 00 mgは摂りたいところで、食事だけでは摂取不足になります。

話題沸騰のCoQ10と美肌に関する情報
https://metaboliz.net/q10/