「お酒は百薬の長」のようにちょっとだけ「害になるもの」は薬にもなる

健康オタクやマニアが増えている

栄養をきちんと摂ることは健康長寿に欠かせませんが、体に悪いものを全部排除すればいいかというと、そうでもありません。

人の体には免疫という、体にとって異質なもの、害になるものと闘う素晴らしいシステムがあります。この力は、ちょっと刺激をしてやれば、活性化されてますます能力を発揮します。

ですから、たとえばタバコやアルコールや紫外線や放射線など、害であるとされるものも、うまくほんのわずか微量だけ活用すれば、「体にとっていい刺激」となるのです。

お酒は「百薬の長」か?[本当] | lie&true(本当、嘘)にあるように適量であればアルコールは百薬の長になるし、必要以上飲んでしまえば、アルコール依存症になるということです。アルコール依存症の人のための教科書

放射線については、もちろん大量に浴びれば生命を脅かす恐ろしいものです。

しかし、それをゼロにできるかというと難しい。普通の生活をしていても、常に自然界から放射線を浴びています。

大地からはウランやラジウムなどの放射性物質から放射線が放出され、宇宙からも絶え間なく放射線が降り注いでいます。食べ物の中にも放射性物質は含まれています。

しかし、そうしたわずかな放射線は、体の免疫力を刺激します。微量の放射線を含むラジウム泉・ラドン泉などの温泉は、体の細胞を刺激して自然治癒力を高めます。こうした温泉が体に害を及ぼすどころか、健康増進のために活用されてきたことは、経験的にも知られることでしょう。

紫外線も、今では皮膚や目にダメージを与え、がんを誘発する恐れがあるとして、一方的に悪者になっていますが、微量であれば体に有効です。

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、短い時間紫外線を浴びることで、皮膚で生成されるのです。そもそも人間は、日の光を浴びることで体のリズムを整えています。

生物には体内時計が備わっていて、寝たり起きたり食べたり、という周期を自然に繰り返しています。人間の体内時計の周期は約25時間であるため、ずっと暗闇で過ごしているとカレンダーの日付からどんどんずれていきます。その生体リズムを24時間周期に調節してくれるのが、太陽の光なのです。

ただし、もともと病気を持っている人には、紫外線が症状を悪化させることがあるので注意が必要です。夏休み明けの9月に体調を崩す例が見られるのは、夏の間の紫外線の影響が考えられます。

東洋医学で発展した鍼灸というものも、体に鍼や灸という刺激を与えることで治療効果を得ようとするものです。薬など外部から物を与えて化学的に処置するわけでも、体にメスを入れて物理的に処置するわけでもありません。人の体にあるツボを刺激することが、体が持っている自然治癒力を高めるのです。

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