スマホやパソコンを使う機会が増え、目の疲れを感じている方も多いかもしれません。?カロテノイド(カロチノイド、carotenoid)は黄、橙、赤色などを示す天然色素の一群です。 微生物、動物、植物などからこれまで750種類以上のカロテノイドが同定されています。 たとえばトマトやニンジン、フラミンゴやロブスターの示す色はカロテノイド色素による着色です。
ルティンは、抗酸化力の強いカルテのイドの一種です。

身体のなかにある抗酸化物質(SOD、カタラーゼ、グルタチオンペルキシダーゼ) は、年齢とともに減少していきます。そこでアンチ& リバースエイジングからも、健康維持からも考えたいのが、食品から抗酸化物質を摂ることです。

抗酸化力の強い物質として、カロテノイドが有名です。カロテノイドは自然界にもっとも広く分布している色素の1つです。

ルティンはカロテノイドの一種で、黄色い色を示します。緑黄色野菜に多く含まれ、青汁の原料として知られるケール、ほうれん草などに多く含まれています。

カロテノイドは一般的に脂溶性(脂に溶けやすく、水に溶けにくい) のため、細胞膜に引き寄せられます。そこで、抗酸化作用を発揮し、一重項酸素を無害にしてくれます。ただし、ルティンは他のカロテノイドにはないすぐれた性質を持っています。

ルティンは、脂と水の両方になじむ性質を持っているのです。そのため、脂肪の多い細胞膜にも、細胞膜以外の水の部分にも存在し、活性酸素を消してくれています。ルティンが脚光を浴びるようになつたのは、ここ10年ほどといってもよいでしょう。きっかけはアメリカのハーバード大学の研究で、ルティンを摂っている人と摂っていない人の比較がおこなわれたのです。

その結果、ルティンを摂っていない人は、摂っている人に比べ、眼病の一種である黄斑変性症にかかる割合が倍以上だったのです。

私たちの身体のなかで、ルティンは皮膚や目の水晶体と網膜、それに網膜の中心部の黄斑部にとくに多く存在しています。すでにお話したように、水晶体はいわゆる「目のレンズ」です。黄斑部は、光を感じる大切な役目を持つ網膜の部分です。目の大切な部分にルティンが多く存在していることから、ルティンは目の老化を防ぎ、白内障や黄斑変性症の予防に働いてくれます。

植物成分、ルテインの効能・効果
https://lutein-guide.info/