ビタミン

ビタミンB群 あまり知られていないが抗酸化作用には欠かせない

抗酸化物質としては、あまり知られていませんが、ビタミンB群も抗酸化物質です。ビタミンB群は水溶性で、熱に弱い性質があります。ビタミンB群は、凶暴な活性酸素・一重項酸素を無害にします。

ハイドロキシラジカルを消すグルタチオンペルオキシダーゼを助ける働きもあります。また、脂肪酸を正常に代謝(分解・合成) させたり、危険な過酸化脂質を分解する働きもあります。

ビタミンB 群では、ビタミンB1、B3 、B6にも、抗酸化作用があります。その作用は、最悪の活性酸素・ハイドロキシラジカルを無害にしてくれる働きです。

ビタミンB1は、アルツハイマー病に有効との説もあります。また、ビタミンB3の成分のニコチン酸には、活性酸素を消して不安定になつたビタミンCを復活させる働きがあります。

アルコールや二日酔いのもとになるアセトアルデヒドの分解にも欠かせません。ビタミンB群では、ビタミンB15にも、ビタミンEに似た抗酸化作用があります。ビタミンB15は、ビタミンA やE と一緒に摂ると効果的といわれています。細胞の寿命を延ばしたり、肝臓の解毒機能を高めたり、疲労回復、免疫力の向上も期待されます。

ビタミンB1を多く含む食品には、強化米、豚ヒレ肉ともも肉、ウナギの蒲焼、やつめウナギなどがあります。ビタミンB2を多く含む食品として、やつめウナギ、豚・牛・鶏のレバー、ウナギの蒲焼、サバなどがあります。

ビタミンB3を多く含む食品には、タラコ、カツオ、ビンナガマグロ、ムロアジ、マグロなどがあります。

ビタミンB15を多く含む食品はマグロ、サンマ、サケ、サバ、牛レバー、豚モモ肉などです。ビタミンB6を多く含む食品には、精白していない穀類、かぼちゃの種、ゴマ、ビール酵母などがあります。

ビタミンE アンチエイジング効果大の若返りビタミン

ビタミンEは脂溶性ですが、やはり身体のなかでつくることができません。これも食事によって補給しています。

いまでこそビタミンEは抗酸化力で知られていますが、最初は「不妊を防ぐビタミン」として発見されています。ビタミンEは、つねに細胞膜や目の角膜などに待機し、そこで発生する活性酸素を消してくれます。

そのことで幅広いアンチエイジング効果が期待され、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。ビタミンE にはいろいろな働きがありますが、なかでも動脈硬化の予防と改善効果が注目されています。

最近の研究で、ビタミンC 、コエンザイムQ10などと一緒に摂ると、ビタミンE の働きが強まることが分かっています。

ビタミンEを多く含む食品は、アーモンドやピーナッツなどのナッツ類、大豆油、ごま油、ひまわり油、綿実油などの植物油、大豆、小麦胚芽、オリーブ、ひまわりの種などです。

動物性では、アン肝、タラコ、シシャモ、ウナギの蒲焼、スルメなどにはビタミンE が含まれています。

1日の所要量は、成人男子が7〜9mg、成人女子が7〜8mgです。ただ、活性酸素を無害にするためには、1 日1 00〜30 0mgくらいは必要と考えられています。

これだけの量のビタミンEを摂ろうとすると、食事だけではとうていまかないきれません。アンチ& リバースエイジングのために、別の方法を考えたいところです。

合成ビタミンE (天然型ビタミンE)もありますが、抗酸化物質としてすぐれているのは、天然のビタミンEです。合成ビタミンEは吸収されにくく、活性酸素を無害にする働きは天然ビタミンE の半分といわれています。

ちなみに、食用油の酸化防止剤としても、ビタミンE が使われています。その抗酸化力で、油の酸化を防ごうとしているのです。

ビタミンE を多く含む食品
https://www.vitamin-qa.info/2014/04/26/post-134/