肌あれ

病気の原因と症状

皮膚に潤いがなくなってカサカサする、ツヤがなくなってくすんで見える、弾力がなくなる、血色が良くない、こういった症状を肌あれといいます。皮膚の病気とは違います。

肌あれが起こる原因は、疲労やストレス、栄養の偏り、内臓などの病気といったさまざまなものが考えられ、ただ単に皮膚の表面の手入れだけをしても、症状が改善するわけではありません。全身が健康でなければ、健康で美しい肌は保てないのです。

そして、健康な肌を保つためには、食事療法がとても重要になります。
肌の基礎知識もとても重要です。

肌あれの食事療法について

肌には、体の栄養状態があらわれます。ですから、肌の状態を見ればその人の栄養の摂り方がわかるともいわれます。あれた肌の予防や改善には、まず、全身の栄養状態を良くするよう努めましょう。

各種ビタミンを摂る

健康で美しい肌のために必要な栄養素といえば、やはりビタミンを思い浮かべる人が多いでしょう。皮膚の代謝には、いろいろなビタミンがかかわっているのです。

ビタミンA:ビタミンAは、汗腺や皮脂腺の働きを活発にし、皮膚に潤いを与えます。不足するとカサつくばかりか、表皮の角質層が厚くなって、サメ肌のようになります。また、細菌に対する抵抗力が低下するので、ニキビができやすくなります。体内でビタミンAと同様に働くのはカロテンです。
ビタミンB2:「美容のビタミン」といわれるビタミンです。ビタミンB2は、皮脂の分泌を調整して肌をなめらかにします。不足すると肌が脂性になり、吹き出ものやフケが出やすくなります。唇の乾燥・亀裂や、鼻や耳の周辺の脂漏性皮膚炎などを起こすこともあります。
ビタミンB6:皮脂腺の働きを円滑にする作用があり、ビタミンB6が不足しても肌が脂性になります。
ビタミンC:メラニン色素の沈着を防いで、しみやそばかすの悪化を防ぎます。皮膚の結合組織の発育にも関係していて弾力をつくったり、細菌に対しての抵抗力を増します。
ビタミンE:皮膚の隅々まで酸素と栄養素を供給するために必要なビタミンで、末梢の血液循環を良くします。皮膚の代謝の全般に必要で、脳下垂体や副腎皮質ホルモンの分泌に関与しています。

良質なタンパク質を摂る

肌の栄養状態を良くするには、皮膚をつくっているタンパク質を補給することが必要です。特に、卵、肉、魚といった動物性のタンパク質を摂りましょう。これらには、皮膚をつくるケラチンというタンパク質の素材になるアミノ酸が多く含まれています。
良質なタンパク質が不足すると、肌はツヤを失ってカサつきます。免疫機能が低下し、細菌感染に対する抵抗力も低下してしまいます。

脂肪分と糖分を控える

生クリーム、チョコレート、バターなどを食べると、ニキビが悪化することがあります。これは、脂肪や糖を多く摂ることになって、体脂肪の合成が亢進され、皮脂の分泌が増えるからです。それ以外にも、肉の脂身やインスタントラーメンなどに多く含まれている飽和脂肪酸が多い食品は控えましょう。

調理のコツ

卵、肉、魚などの動物性タンパク質を欠かさないようにします。しかし、動物性脂肪が増えないよう、肉は赤身にし、鶏肉なら皮をはがします。バターやラードは避けます。
砂糖の摂り過ぎにも注意します。そして、ビタミン類が多く含まれる緑黄色野菜を積極的にとり入れましょう。

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